日々是雑雑

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助産院の出産 自然脳?

現在2人目を妊娠しており、来週が予定日の私です。どうも。

 

1人産んだからといって緊張しないわけではない。むしろ一度産んでるからこそ、またあの痛みが…と思い出してしまうのです。あ〜〜〜こええよ〜〜出産こええ

 

ところで、私は助産院で出産をする予定です。

で、助産院というといろんな見方が出てくると思うんですが(「自然脳」とか「自然信仰」とかですね)、

助産院=悪!という考えにはなってほしくありません。助産院も良いところです。

なので、助産院を選ぶ立場からの「なぜ助産院なのか?」という意見を挙げていきたいと思います。

 

 

ちなみに、前提として

 

私はどちらかといえば自然信仰派だとは思います。

何かあったらすぐ病院…ではなく、いざというときの西洋医学だからこそ体に効くと思ってるので、西洋医学自体を完全否定しているわけではありません。

ただ、どちらかといえば現代の栄養学とか医療に疑問をもっていると思います。

 

では、それをふまえたうえで。

 

 

 

なんで助産院なのか。

 

まずはこれ。

「どういう環境で産みたいか?」と本能で考えてみた結果、助産院になりました。

 

小さい頃から動物をよく飼っていて、猫の出産は4、5回ほどみたことがあります。

猫が出産するときって、落ち着けそうなところを探すんですよね。薄暗くて、程よい広さ(狭さ)で、入り組んでるようなところ。つまりは敵に見つかりにくい安全なところ。

で、1人目を妊娠したときに、私自身も考えたのです。どういう環境で産みたいかな?って。

そしたら、煌々と照らされたライトの下で産むのって、なんだかな…と思ったんです。できれば、薄暗い部屋の中で、大勢の人ではなく安心できる数人だけの部屋の中で産みたいな、と。

あと、生まれたばかりの赤ちゃんにとって、あの明るいライトってどうなんだろう?とも思ったり。それまでが真っ暗なお腹の中にいたわけですから、そのまぶしさは普段ライトの明るさになれている自分には想像できないです。

数年前のブラジルの落石事故でも、救出時にはサングラスが配られたぐらいですし。

参考リンク:自閉症予防の4ヶ条

自閉症うんぬんについては今回は触れたい点ではないので、スルーします)

 

 

 

次にこれ。

分娩台って産みづらそう。てか怖い。あの体制で産める気がしない。

 

もうね、想像力が貧相で申し訳ないwんですが、1人目の出産って、やっぱり産むのがどんなもんなのか知らないじゃないですか。で、産むときの感覚って、ものすごいデカイうんこを出す感じなのかな?って想像したんです。(汚い。けれど汚いとかいってらんない。)

私はもとが便秘体質なんですけど、お腹痛いときって、だいたいうずくまるんですよね。こう、お腹を抱えて、くの字の状態で腹痛をやりすごすっていうか。その体制が一番きつくないっていうのを知ってるので、デカイうんこを出すときに分娩台の体制(仰向けで足をおっ広げにする)で力むことができるのか?否、できない。できれば好きな体制でそのときの自分の状態で力みたい。と思ったわけです。

でかいウンコ連呼で申し訳ない。でも当時はそう真剣に考えてました。

 

まあこんなところかな。

 

で、助産院を探すわけですが、多分ここもすごく大事なポイントなんですよね。

やたらと病院を(ていうか西洋的出産を)否定するのも、気をつけたほうがいいです。

こういう話見たら、おー怖!と思っちゃいます。

d.hatena.ne.jp

 

最初にその助産院に電話をかけたときは、「初診であれば、まずは見学にいらしてください。それから決められるといいと思います」といわれました。で、旦那と二人で予約時間にいき、1時間ほど時間をとってくれて色々と質問に答えてくれました。

私が選んだ助産院は、陣痛促進剤なども人によっては使わないといけないとはっきり言います。もともと病院で長く勤めていた方が立ち上げた助産院なので、そこらへんの見極めができるわけですね。病院出産のメリット・デメリット、助産院出産のメリット・デメリットをしっかりと答えてくれたうえで、判断を任せられました。

 

ここなら安心して任せられる!と思い、私はそこで産むことにしたのでした。

 

 

 

結果、どうだったのか?

はい、ここ大事ですよね。

結果ですね〜 まあ病院で産んだことがないので比較はできませんが、

 

よかったです。本当に。

 

箇条書きでテンポよくいきますね。

  • 検診の話ですが、予約制なので待たなくていい。1時間かけて検診・会話・マッサージなどをしてくれる。個人病院で検診うけてたときは2時間待ちの15分検診とかザラだった。丁寧に見てくれるのは嬉しい。
  • 陣痛がきてからはずっとつきっきりでいてくれ、腰まわりの押してほしいポイントを的確に押してくれる。これでだいぶ心身ともに楽になりました。あの時間を一人で過ごすのとか無理!気持ち折れちゃう!
  • 会陰切開怖い!と思っていたので、しなくてすみました。産まれるときには裂けないようにそこの部分をしっかりと抑えてくれます。結果として裂けませんでした。ありがたい。
  • 食事がうまい!肉類全く使われていないのにすごく美味しかった。だしからきちんと取られた料理は体に本当に優しくしみる。ちなみに4日目あたりで白身魚がようやく出てきました。
  • もちろん個室なので赤ちゃんの夜泣きとかで周りを気にしなくていい。
  • 1日1回の母乳マッサージですっきり。

 

病院でも当たり前だよ!ってところもあるかも。

でもとにかく、入院中はすごくリラックスして過ごせました。

 

そして何より、出産の時は本当に助けられました!

旦那立会いの出産だったんですが、やっぱり押さえてほしいポイントとかが男の人はわからないんですよね。これは仕方ない。私も産むまではわからなかった。

助産師さんに痛みを和らげてもらいつつ、ずっとそばにいてもらえるのは本当に助かりました。ちなみに時間にして6〜7時間。今考えたら長え…。

 

ではあえて書いてみるデメリット部分。

  • 出産前はよく運動するように言われます。
  • 助産院で受けられない検診もあるので、提携病院に行く必要があります。合計4回ぐらいだったかな?1箇所で全て済ませたい!って人にはちと面倒。
  • 生まれてからすぐに母子同室。生まれてすぐは赤ちゃんと離れたい…って人には厳しいかも。自分は母子同室希望だったし、出産直後は興奮状態で眠れなかったので、ずっと赤ちゃんをいじくりまわしてました。幸せなひととき。
  • 入院中が快適すぎて家に帰ってきてから1週間ほどブルーになってた。産後ウツってやつ?
  • 入院中の食事が美味しすぎて胃袋が大きくなってしまった。
  • 基本的に入院中は母乳のみです(どうしても出ない場合はもちろんミルクあり)。ミルクの作り方とかは基本的には教わらないので(いえば教えてくれる)、母ミ予定の場合だとちょっと後ろめたいかも?逆に完全母乳でいきたい場合はきちんとアフターケア・マッサージがされるので助かります。

こんなところか? あんまり参考にならなかったらすみません。

母子同室やカンガルーケアを避けたい人には厳しいかな。

 

とにかく、1人目のときは「助産院でよかった!」と思えたので、2人目妊娠のときは迷わずに同じところに決めました。

1人目のことももちろん覚えてくれてるしね。ちなみに、子供を預けられるところがないので、出産2〜3日目あたりから一緒に入院させる予定です。個室なのでそういうのができるのも助かる。

 

 

最後に。

出産って本当に人それぞれなので、どこで産むのか?どういう産み方をするのか?こればっかりは人に指定されるものではありません。自分で決めていてもその通りにならない場合もあります。

ただ、多くの出産をサポートしてきた助産師さんがついてくれるっていうのは本当に心強いです。私の場合はそうでした。

助産院に限らず病院もですが、産む場所選びって本当に大事!助産院でも、どういう方針かによって全く変わってくると思います。ただハイテンションで「自然分娩最高!お産はハッピー!自然に任せれば幸せになってオールオッケー!」みたいなのは怖いなと思います。

私の選んだところの助産師さんは「昔も今も、出産っていうのは命がけ」だといいます。だからこそ、必要な場面では西洋医学(病院への搬送)を選択することの大事さと、十把一からげに西洋医学を頼ることの怖さとのバランスを上手にとっています。

 

 

これから出産をするいろんな人のちょっとした参考になればと思います。

 

 

うおお〜〜出産頑張るぞ〜〜